社員だけでなく，パート・アルバイトであっても，
次の条件をみたしていれば，有給がもらえます。
労働基準法においては，
① 雇入れの日から６か月間雇われていること
② 全労働日の８割以上を出勤していること
この２つの条件をみたせば，有給をもらえます。
次の年以降についても，②の条件をみたせば，
最初の６か月から勤務年数１年ごとに有給をもらえます。
【週の所定労働日数が４日の人】
６か月目 ７日
１年６か月 ８日
２年６か月 ９日
３年６か月 １０日
４年６か月 １２日
５年６か月 １３日
６年６か月以上 １５日
週の所定労働日数が１～３日の人については，
こちらの表を参照してください。
週５日働く人については，
通常の社員と同じ日数がもらえます。
【週の所定労働日数が５日の人】
６か月目 １０日
１年６か月 １１日
２年６か月 １２日
３年６か月 １４日
４年６か月 １６日
５年６か月 １８日
６年６か月以上 ２０日
有給の時効は２年間になっています。
仮に前の年度に有給を使わなかった場合，
次の年度に同じ日数がもらえることになります。
持ち越しは２年までになりますので，
翌年に使わなくても，さらにこの翌年に持ち越すことはできません。
次のコラムでは，働き方改革における有給について書く予定です。